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2019-07-05

実家の整理でみつけた家族の旅写真

今日は奥様と別居中のUさんより、お父様の生前整理を通して感慨深い思いを書いて頂きました。ありがとうございます。
生前整理をきっかけに別居が解消したら、そんなに良いことはありません。もしかしたら両親の秘めたる思いが生前整理を通して息子さんのあなたに伝わったのかもしれません。


母親がパーキンソン病になり、家の中に歩行の障害になるようなものがあったら危ないということで、実家を大掃除そして整理整頓。
母親は80歳、父親は90。最後の親孝行ということで三男である自分が先頭に立って整理をしました。

近くに兄が住んでおりましたが、自分のほうがフリーな立場。
なぜかというと、実はそのとき自分は妻子と別居中。自分の浮気が原因です。まあそれはさておき、生前整理の話に戻ります。

部屋を片付けは大変でした。ホコリとゴミと不用品との闘い。
もともと整理が苦手な両親でしたが、母親がパーキンソンになって、数年前から掃除がまったくできていなかったのです。

でもそこで見つけてしまったのです。それは自分たちの家族と両親との家族旅行の写真。親孝行のつもりでした。
自分の子供が小さいとき、毎年夏になると、両親を誘って二泊ぐらいの国内旅行へ行ったのです。

両親はそのときの写真を小さな箱に入れて大事に保管していました。
屈託ない笑顔の写真。自分と妻、そして子供、両親。それを見ているうちに、離婚は絶対に避けなくてはいけない。そして、自分は親に心配をかけてはいけないと思いました。

別居について、親は何も言いませんでしたが、心の中で心配していることはわかっていました。その夜に、家に電話をかけ妻と話をしました。
見つけた写真のこと。そのときに感じたこと。
それで、別居が解消したわけではありませんが、それから妻と連絡を取り合うようになりました。

実家がきれいになった後に、そのことを両親に伝えると、すごく喜んでくれました。

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※ブログの記事は、遺品整理、生前整理等に関する体験談を公募して書いて頂いたものです。当事務所のお客様の声ではありません。
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