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2019-05-12

娘たちが悩まないように生前整理を。

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今日はSさんより、優しいお母さん、娘さん、お孫さんの優しさが伝わるお話です。本当に心が和みます。ありがとうございました。


昨年の秋に母親が病気で亡くなりました。
平均年齢よりも10歳ぐらい若く、せめて80歳の声を聞くぐらいまでは生きていて欲しかったのですが、病気には勝てませんでした。

その母親の遺品整理を、生前に母親と話していて決めた手順に従って行いました。

と言っても、そんなに荷物があるわけでもなく、ただ49日法要までに始末しても良いものと、過ぎてからして欲しいものとに分けたという感じです。

そういった感じで、まず第一に始めたのが母親の服を私の家族の女性陣が着られるものがあれば引き取ってもらうということです。

その服などをそれぞれに選んでもらっているときに、ふと母親が言っていたことを思い出しました。

それは、私みたいなお婆さんのものを誰ももらってくれないだろうね、きっとそうだろうね、寂しいなというものです。

ですから。果たしてどうなんだろうと思って黙って見ていると、末娘がわたしこれが良い、これもといった感じで気に入ったものを選び出しました。

選びながら末娘は、本当におばあちゃんのものをもらっていいのと、遠慮をしていました。

そのため、おばあちゃんが生前にもらって欲しいと言っていたよ、喜んでいるよと伝えると、安心して服選びを続けていました。

その会話に即発されたように長女と嫁が、これが着られる、これいいかもと言って選んでいました。

歳が離れているので、どれも合わないのかなと思っていましたが、想像に反して案外と着られるものがあるようなので安心するとともに少し驚きました。

その夜は仏壇に向かって、無用な心配だったね、思った以上にお婆さんの服が売れたよ、報告をしながら手を合わせました。

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※ブログの記事は、遺品整理、生前整理等に関する体験談を公募して書いて頂いたものです。当事務所のお客様の声ではありません。
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