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2018-07-07

曽祖父母の遺品整理で見つけた写真

イメージ写真

今日はNさんより、祖父母様の遺品整理での写真の思い出です。
写真は本当に宝物です。大切に大切に保存しておくことが望ましいです。
ありがとうございました。


私には会ったことがない曽祖父母がおり、数十年前に既に他界しています。

今は殆ど廃屋と成ってしまった田舎の家で、時々帰っています。
遺品の整理を全くしておらず、彼らの持ち物は特に倉庫や納戸、仏壇の引き出し等に、点在していました。
それを片付けようと思い立ったのは、ほんの数ヶ月前のことです。

今は殆ど終えています。
初めは「宝探し」のような気持ちで浮かれていたのですが、実際に取り組み始めると、喘息持ちの私にとっては我慢出来ない程の埃の量で、作業は常に滞ってしまっていました。

家中の風通しを良くする為に窓を全開し、マスクを付け、まるで危険物を扱う人のような防護服さながらの格好になり、数十年分の大清掃を始めたのです。

私には、喘息以外にもアトピーがあり、病院で処方された薬も飲んでいました。埃はアトピーの大敵ですが、遺品整理を誰かがしなければ、快適な家に変えることは出来ません。

薬の量は増えてしまいましたが徹底した自己管理のもと、痒みも軽減させながら、作業を細々と続けました。

喘息とアトピー持ちの私にとっては、ただの遺品整理も途轍もない「重労働」で「宝探し」とは程遠いものでした。経年劣化を経たものばかりで「宝」と呼べる物さえも見つからず、作業効率は落ちるばかりでした。

ですが、偶々涙が出る程の「宝」と出会え感動し、その後の作業効率は高くなりました。それは恐らく1960年代か70年代前後の遠くから撮られた田舎の風景の白黒写真でした。誰が撮ったのかも分からず、無造作に仏壇の引き出しの奥から出てきたのです。今は無い草が生い茂る風景に感動してしまいました。

今の田舎の家の周りは、木々や草も当時に比べると激減しています。その自然への尊い気持ちを感じてなのか涙が出る程嬉しかったです。

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※ブログの記事は、遺品整理、生前整理等に関する体験談を公募して書いて頂いたものです。当事務所のお客様の声ではありません。
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