遺品整理で父への感謝も深まりました

今日はお父様の遺品整理でみつけた「あるもの」について書いて頂きました。素直に感動します。ありがとうございます。
父の遺品整理をしたら価値のあるものが出てきました。
昨年急に亡くなった父の遺品を整理するのを手伝って欲しいと母から言われて、実家に帰省しました。父が生前使っていた小さな書斎のような部屋からまず取り掛かりました。
まず父が、自分が仕事で書いた文献やデーターが入ったCDロムなどいろいろ出てきました。それを母と相談しながら、ひとつずつ保存しておくものと処分するものに区分けしていきました。
それらは2時間ほどで、ほとんど片付いたのですが、最後に書斎の一番上の棚の整理を忘れていたことに気がついて、取り掛かりました。
すると、その棚から父が仕事で表彰されたときに贈呈された金杯が3つも出てきたんです。
それと、いつの時代のものかわからないような古いおとそのセットです。
後日、母と古道具屋さんへそのおとそのセットと金杯を持って出掛けて査定してもらいました。
金杯はまだ新しいもので3つで数万円程度だったのですが、おとそセットの方は、江戸時代のものらしく大変貴重でセットで10万円はすると言われました。
そのおとそセットは、父が会社の先輩のご実家の蔵の整理の手伝いに行ったときに、この蔵の中のもので、好きなものをひとつ持って帰っても良いと言われて選んだもののようです。結局、それらはすべて父の思い出の品にもなると思い今回は売ることはせずに、とりあえずは実家で保管しておこうという話になりました。
他に、父の引き出しから嬉しいものも見つけました。
私が小学校の卒業式に書いた両親への感謝の手紙です。
担任の先生に両親あてに書くように言われて卒業式に向けて頑張って書いたものです。
母がその手紙を読んで卒業式で泣いていたことを思い出しました。
何十年前の手紙を、大事に持っていてくれた父にとても感謝しています。